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駄目大人の中部遠征(「蝗はいただきます」編)【J1第31節:FC東京vs名古屋グランパス】

|ω・`)ノ ヤァ 前篇からの続きだよ!

 美味いものをたらふく食べ、勝利の美酒を浴びるように飲み、泥のように眠る...人生にこれほどの楽しみはそうそうありません。幸せというのはこういう事を指すのです。

 さて一夜明け、爽快な朝を迎えると外は晴天の秋晴れ!...って事はなく曇天の名古屋であった。まぁ雨が降らないだけ岐阜よりましである。

 コインロッカーへ荷物を預けに名古屋駅へ。名古屋ときたらそりゃもう名物のモーニングを味わうしかない。あの珈琲頼むだけで、トーストから何から全て出てくるあのモーニング...も、モーニング?




 ...という事で朝からきしめん食べました。折角名古屋まできてるんですからきしめん食べない事には始まりません。越谷の田舎っぺうどんから福岡のコシのない柔柔うどん、明野の下にある資さんまで。うどんとかラーメンとか麺類大好き人間な我々が、名古屋にきてきしめんを食べない訳にはいかないのです。
 で、名古屋コーチン入りきのこきしめんと、名古屋コーチン入り鶏味噌きしめんを食す。ほほぉ...流石に美味いぜ名古屋コーチン。

 試合のある瑞穂陸上競技場までは地下鉄で移動。東京の地下鉄も使いなれないと迷宮のような感じですが、名古屋の地下鉄もなかなか。左回りだの右回りだの、複数路線が螺旋のように絡みあう様は混沌さながらです。とりあえず何とかスタジアム近くの瑞穂運動場東駅に到着。

 まぁ名古屋の街をぶらついた時から判ってましたが、かなりの数の青赤な人が。我々も待機列に位置を確保。ここで痛恨のミス。事前にコンビニ寄ったというのにビールを購入し忘れる。で、いつもの待機列での1リットル消費はなし。

 11:00に開門。
 アウェイの洗礼なのか入口の荷物検査の人数が少な過ぎ、ちと時間がかかったよ。座席を確保の上.....さぁお待ちかねのスタグル探検である。



 正直、名古屋グランパスさんのスタグルには期待していなかった。だいたいにおいて古くからのJ1クラブのスタジアムってそんなにスタグル主体なイメージがない(鹿島アントラーズを除く)。きっと瑞穂陸上競技場もそんな感じだろうと高をくくっておりました。

 スタジアムの中に売店がありながら、外に屋台村があるのは青赤横丁と同形式。屋台村の規模もほぼ通常の青赤横丁と変わらないくらい。何某と手分けして列に並ぶ。僕のチョイスは名古屋名物「天むす」と「味噌カツ串」。




 天むすはそのまま天むすで美味かった。味噌カツ串の方も、基本味噌カツを唾棄すべき食べ物としてディスってる僕でも「あれ?これまぁまぁ食べれる...いや美味い!」くらいのレベルにあった。串カツを注文受けてから味噌だれにつけて提供するので、べちゃべちゃ過ぎずに串カツ感が残っていたのが要因かも。

 何某は「知多牛チーズバーガー」と「プレッチェル」をゲット。




 この知多牛バーガーが絶品!お肉の味がちゃんとして美味しかったなぁ...(゚∀゚)ウマウマ
 ちなみに僕と何某がたまに行くドイツ居酒屋が新橋と有楽町にあるんだけど、そこのプレッチェルが絶品なんですよ。絶妙な塩味加減でプレッチェルだけでビールが飲めるくらい....そんなプレッチェルを期待して、どうやらその店で人気らしい(皆買ってた)プレッチェルを頬張ると...甘っ!
 クリームチーズとかが練り込まれていて菓子パンのようなプレッチェル...人間先入観が支配された状態で、味覚から違う信号が送り込まれると軽くパニックになりますな。冷蔵庫で冷やしていた麦茶を飲んだら、そうめんつゆだった感覚。冷静に味わうとこれはこれで美味しい食べ物でした。

 さて試合の方。

 FC東京は前節のガンバ大阪戦に惜しくも敗戦。ACLの出場枠も厳しくなってきた状態。日本代表のGKでもある権田がその試合で軽く脳震盪をおこし大事をとってこの試合は「俺の塩」こと塩田が先発。

 対する名古屋グランパスさんはと言えば、西野体制でむっちゃ強くなるかと思いきや、なんとか残留争いから抜け出し昔の定位置である10位ぐらいに位置するという中位様状態。この試合はダニルソンさんと田口さんというレギュラーボランチが揃って出場停止。ダニルソンがいないの大きいなぁ。

 試合開始。
 うーん...FC東京が基本ペースを握っているんだけど、何となくギクシャクしている。FC東京の得点パターンってショートカウンターが多い筈。ボールを保持して、相手を崩してって形の得点ってあまりない印象。この日もグランパスに軸となる選手が不在のせいで、ボールは保持できているけど崩せていない。

 そんなこんなで難儀していると前半19分、いつの間にかサイドバックに定着してしまった矢野貴章さんのクロスを森重がオウンゴール....orz。まぁあのボールに触らないでもそれなりに違った失点シーンに繋がった気がするけど。

 しかし直後の21分。CKのクリアを再び奪い再度太田さんのクロスをエドゥーがドンピシャヘッドでFC東京同点に追いつく。
 早いうちに同点に追いついて落ち着いて試合を展開できるかと思ったら後半29分、今度はファールからのFKをファーに流れた闘う田中さんに決められてしまう。もうキッカーが蹴り出した瞬間に釣男さんをフリーにしてしまう様子が逐一見えてしまい、こりゃ駄目だと諦めたぐらい。そんくらい釣男の得点シーンははっきり見えた。

 追いつきたいFC東京は前への意識が強くなり、すこし中盤が間延び。グランパスさんもレギュラーボランチがいないせいか前の選手(海老蔵こと川又さんとか「ハヤブサ」こと永井さんとか、松田力とか)に任せるが決定力はなし。
 中盤にぽっかり穴が開いたノーガードの打ち合い見たいな試合に。

 後半31分。それまで決定機をものに出来ていなかった絶賛売り出し中のムトゥーが倒れ込みながらスーペルなゴラッソ。あれが決まるからムトゥーは凄いな。

 試合は結局このままドロー。
 グランパスさんはリードしている時に決めきれなかったFW陣ががっかりな試合で、FC東京側とすれば森重-エドゥー-ムトゥーと点を決めているのにドローという結果ががっかりな試合だったと思う。

 あとは短評で気がついた事とか感じた事を...。

※塩田の事が好きでたまらないけど、この試合は少しDF陣と息が合っていなかった感じ。飛び出すならボールに触れよ!と思うシーンが少々。
※ムトゥーはやっぱり華がある。
※タマ(三田)は、最近ちとミスが目立つ。プレーの選択ミスというか何か焦っているのかと思わせるようなプレーが多い。
※渡邉千真はやっぱりマッシモのサッカー向きじゃないよなぁ...本当に平山の離脱が痛かった。...森脇めぇ。
※松田陸の思い切りが良い。総合力やポリヴァレントな面で言えば徳永の方がまだまだ上だけど、スタメンを争う関係にすぐになりそうな気がする。
※中島くんのプレーが面白い。今後の成長が楽しみな選手の一人。
※グランパスのサッカーがあまり面白くなくちとガッカリ。

【試合関連リンク】:J'sGoalから
【J1:第31節 名古屋 vs F東京】西野朗監督(名古屋)記者会見コメント(14.11.02)
【J1:第31節 名古屋 vs F東京】マッシモフィッカデンティ監督(F東京)記者会見コメント(14.11.02)
 「今日も素晴らしい価値のあるゴールを決めてくれました。彼の特徴として簡単なチャンスを外し、時に信じられないゴールを決めるというものがありますから、これに関しては特徴の通りかなと思います」の部分に笑う。

【J1:第31節 名古屋 vs F東京】試合終了後の各選手コメント(14.11.02)

【試合詳細データ:2014 J1 第31節 名古屋 vs F東京】

【J1:第31節 名古屋 vs F東京】レポート:観客を熱狂させた打ち合いの裏に、両チームの課題が浮き彫りに。名古屋は聖地・瑞穂最終戦も、勝利で飾ることはできなかった。(14.11.03)
 観客やサポーターが熱狂したとあるが、そこまでの試合じゃないと思う...けど釣男さん怒り過ぎ(笑)
えーと...素人が何上から目線なのと突っ込まないで欲しいんだけど、このJ'sGoalの記事を書いている今井雄一朗さんの内容(選手コメントとかも含め)が面白いと思う。情報の引き出し方と伝え方は非常に興味深い。


 試合終了後はそそくさとスタジアムを後にする。曇天を保っていた空から雨も降り出し、なんとかあまり濡れないうちに地下鉄へライドン。帰りの新幹線まではコメダ珈琲で珈琲ジェリーを嗜み、地下街をぶらぶら。ドアラのクリアファイルやら鯱鉾を釣り上げるダースベイダー卿のクリアファイルやらを自分のお土産に購入。



 前回記事でも書いたけど、街のあちこちで青赤が目立つ。試合終了後もお土産やさんとか、ひつまぶし屋さんとか、餡かけスパゲティ屋さんとかに並ぶ青赤を認識。どちらかというとソロ活動の多い青赤サポさんはアウェイ各地を十二分に楽しんでいる模様...。
 やっぱり松本山雅FCは「雷鳥は頂きを目指す」だけど、FC東京は「蝗はいただきます」だなぁ(笑)



 中部地方では朝から駄目大人満載で飲み食いに勤しんだ為、帰りの新幹線はお茶だけ飲んで爆睡....まぁ御徒町の居酒屋で飲んで食って帰ったのは内緒の方向で....。
名古屋グランパス 9204813140983381083

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