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納豆相手に粘らさせず【J2第5節:vs水戸ホーリーホック】


 面白いもんで親が偏食だと子供も偏食になりがち。
 亡き父も嫌いな食べ物は頑なに食べない人だったので、僕は納豆なる食べ物を高専の3年くらいまで食べた事どころか見た事すらなかった。クラスの合宿みたいな奴で初めて、友達が朝食に納豆食べてるのを見て....

 「あっ!だからテレビで納豆食べてる人は箸回してるんだ!」と理解したくらい。

 会社入って最初の2年間を茨城県(水戸市の隣のひたちなか市(旧那珂市何言ってんの勝田市じゃん)で過ごした時は朝食が苦痛でございました。僕が過ごした独身寮、週2で納豆なんだもん。
 それが結婚して納豆オムレツで慣らされて、いまではイカと大葉を混ぜたイカ納豆とか、ごま油混ぜたり、山椒まぜたり、七味唐辛子まぜたりして食べれるようになりました。えーと....ただし生卵は納豆と混ぜたくない管理人こと鳥脳です。...だってあれじゃ卵かけご飯と大差ないんだもん。

 そんな人生3.77%ぐらいの茨城で構成される管理人が応援するトリニータが対戦したのは水戸ホーリーホックさん。J2在籍年数世界1。J2のJ2たるJ2キング。そして創設24年目にしていまだに名前を間違えられる水戸ホーリーホックさん。
 今シーズンはいまだ負けなしで4節終了時に堂々首位。もう「水戸ちゃん」なんて呼べない、ちゃんと「水戸ちゃんさん」と呼ばなければならない水戸ホーリーホックさんと大銀ドームで対戦。管理人はDAZN観戦。

1週間の間に3試合が行われる過密日程。
 メンバーを入れ替え負担を軽減するか等、いろいろ考え方がある中、片野坂監督が出した布陣はこちら。
 後ろはヴェルディ戦で戦えていた面子。前はヴェルディ戦でいまいちだった部分を交換。
 ここまで試合出場なしで滾る思いがあふれ出して止まらなかった馬場。ここまでスタメンでの出場はないながらも「ミスしてもいいからエネルギッシュな試合を」と述べていた林。開幕戦、帯同メンバーから外れ「メンバー外になったとき二人でご飯に行ってなぐさめあって「頑張ろう」と励まし合いながらやってきた」(馬場コメント)の二人がスタメンに。
 ベンチスタートは修行さん、磐田岩田、竹内、清本、小手川、藤本、伊佐。
 対する水戸ちゃんさんは、好調の要因であるジェフェルソン・バイアーノさんがベンチスタート。途中出場が多かった宮本さんがスタメン。なぜか木村祐志がベンチにすら姿が見えず。GKの松井謙弥さんって今水戸なんだ。

 試合開始。
 開始直後は好調水戸ちゃんさんが攻勢に出かかるも、徐々にトリニータも落ち着きを取り戻す。

 前半10分。
 レイチェルがアーリークロスをゴール前へ入れると反応したのが後藤。後藤のトラップは大きくなりチャンスをふいにしかけるも、それをカバーしたのが馬場。猛烈な勢いでスライディングしたボールは、再び後藤の前へ。相手DFも相手GKも置き去りにし、冷静でかつ落ち着いたシュートがネットを揺らす。トリニータ先制!1-0。
 これはもう0.6点くらい馬場にあげたい。

 トリニータの得点の後、水戸DF#2:田向さんが痛んで交替。刀根との接触は確認できなかっので刀根が1プレー1殺を繰り広げたかどうかは自信がない。
 前半14分:田向さん→平野さん
 前半14分ともなるとまだアップも始めていない時間帯。そんな中に放り込まれDF陣もあたふたしている隙間にトリニータが追加点。

 前半24分。
 右サイドからの展開で、流れるようなパスワーク。最後は左サイドの星が、中へと切れ込みブラインドを突いたシュート。相手GK松井さん一歩も動けないどころか反応すらできず。流れといい、最後の綺麗なボールの軌跡といい最高のシュートだった。トリニータ追加点2-0。

 ところが5分後。前半29分。
 ぽっかりと空いた守備意識。ボールホルダーへのチェックも乏しく、水戸#15:宮本さんへのスルーパスをゆるし決められる。守備陣は猛省すること。
 守備陣の軽い守備は噴飯ものだが「2-0は危険なスコア」を避けた思おう....思うことにする。

 後半開始。
 前半の終了前~後半開始早々は水戸ちゃんさんペース。これを集中して守ると徐々にペースも取り戻す。

 後半63分。
 中盤で後藤がボールを奪取。高い位置からのカウンターが発動。4vs4の状況へ。後藤が右サイドレイチェルへ展開すると、レイチェルが持ち味のスピードを活かしてDFを置き去りに。
 カウンター発動時、一人こけてタイミングが遅れた林が猛然と立ち上がりニアへ。マイナスのグラウンダークロスに後は当てるだけ。試合を決定づける駄目押し点。

 64分:馬場→清本
 68分:林→伊佐

 70分:水戸:黒川さん→バイアーノさん
 79分:水戸:宮本さん→伊藤さん

 99分:後藤→小手川

 と交替カードは切られるものの、そこからはスコアが動かず試合は終了。トリニータ今期初のホーム勝利となった。

 以下、いつもの。

【水戸ホーリーホックさん達】:
※水戸ちゃんさんの監督:長谷部茂利。良さげな雰囲気。どうしてこの素材がジェフ千葉で活用されなかったんだろうか。
※長谷部茂利監督。そこそこくせ者臭い。試合前のインタビューとかでも決して本心で話してなさそう。
※たぶん、長い目でシーズンをみている方だと思われるので、この過密日程でアウェイの中日はある程度引き分けでもOKな意識だったんじゃなかろうか。
※#15の宮本さんがでかい癖に早くて素敵だった。
※アウェイユニの背番号フォントが個性的(画像を探したが見つからず)。誰か反対する人はおらんかったんか…(´・ω・`)
こんな感じ


【トリニータ選手たち】:
高木:失点はGKにとってノーチャンスなものだった。
福森:久しぶりに福森っぽい重戦車ドリブルを披露。
鈴木:身体を張って守備をするも完封を逃す。
刀根:活躍の場面はすくないが、右サイドの活性化に貢献している。
丸谷:目立たずもいぶし銀。丸谷が目立たぬ試合こそ丸谷の真骨頂。一度猛ダッシュでボールを奪いにいく。
宮阪:伊佐のインスタグラムを見る限り、ちゃんとトリニータに染まってきている。
星:外へぶっちぎり、中へと切れ込み。可愛いふりしてあの子割とやるもんだねと。(いきなりのあみん「待つわ」状態)
レイチェル:刀根のサポートを受け前へと躍動。
ごっちゃん:開幕5節で4得点。この調子ならばシーズン30得点オーバー。
馬場:泥臭くも馬場らしいプレーでチームをリズムに乗せる。
林:馬場に「プレーの幅も良い意味でそれほど広くなく」と言われるも、出来るプレーを全力でやりぬく姿勢に痺れる。

清本:あいかわらず攻撃意識の高さは買うが、枠に飛ばして。
伊佐:そろそろ得点欲しい。
小手川:試合を終わらす。

【その他】:
※林のポストプレー、馬場の泥臭くも一所懸命なプレー。こういう選手はサポーターとか観客に好かれる。
※水戸サポの友達が「馬場をスタメン起用とかトリニータも困ってるとみられる」とツイート。そんなことぁねぇんだよ。よっしゃよっしゃ。
※ここ2試合は中盤ではがす意識と、パスの連動というところで改善が確実に感じられる。宮阪どんどんフィットしてる。
※林の得点で前目の競争意識が高まる。これが正しいチームの姿だな。
※この日の観客6,133人....少ないぞ。ちょっと恐怖心、恐れ戦く。讃岐に勝って連勝で4/1に犬とぶつかりたい。
※芝に水気があって思うようなプレーができたんなら、毎試合ちゃんと水巻けよと思ってしまう。よそは良くやってるよ。

 ちょっと個人的なお話....。

 僕は特にどのサポータークラブ(サポクラ)に所属している訳ではない。でもBUSTAってトリニータのサポクラにお友達が多いせいか、そこのタオマフ巻いてたりツアーTシャツ買ったりして交流がある(まぁ暴力団の顧問弁護士的な立ち位置)。BUSTAとか他のサポクラを認識し始めた頃、輩(やから)感満載のゴール裏暴力組織(と最初は思ってた)のサポクラにお婆ちゃんがいて吃驚した事がある。ほんとに本物のお婆ちゃんが、若い子と一緒に、素敵な笑顔で応援している姿を見て、僕が勝手に想像していた武闘派組織じゃなかった事に初めて気が付いた訳で....。

 そのお婆ちゃんが先日お亡くなりになったのをSNSで知る。
 きっとあのお婆ちゃんは三途の川を渡る前、大銀ドームへ立ち寄って、皆と一緒に応援してた気がするよ。喜んでくれて笑顔でいてくれるといいなぁ。
 心からご冥福をお祈りいたします。
 

大分トリニータ2018 541488991378906422

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Trinita

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