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魅惑のコバヒロ!【小林宏之#25】


 最近どうも気になる...いや楽しみにしている選手がいる。もしかすると楽しみというよりも魅了されているのかもしれない。

 我がトリニータの「コバヒロ」こと小林宏之のことである。
 コバヒロは今シーズンからトリニータに所属することになったDF登録の選手である。ニューフェースなのにおっさん顔で、入団挨拶の時からなんか憎めない顔付きが気に入っていたのであるが、よくよく考えてみると1980年生まれだからトリニータの選手の中では実際おっさんの部類に入る(あのむさい大海よりも2つ年上になる)。

 この「コバヒロ」。何と言うか動きが怪しいのである。粗忽な動きといってもよい。本来DFのはずなんだけどシャムスカは最近左サイドにコバヒロを投入するのだ(我々凡人には理解できない領域で智将シャムスカは考えているに違いない)。
 コバヒロは左サイドでフリーであれば手を挙げて「あやしいおどり」を踊る。きっと相手選手はこの踊りを見るとMPとかHPが吸い取られるに違いない。
 コバヒロは思い切ってスペースに走りこむ。コバヒロは疲れきったスターティングメンバーの分まで走ろうと決めているに違いない。試合後半で果敢にペナルティエリア内でパスを貰ったりもする。でも瞬間我に帰るのか、はたまたてんぱってしまうのかシュート打たずに他の選手にボールを渡してしまったりもする。
 相手ボールになれば全力疾走で自陣まで戻って守備にも貢献する。でもたまに大海とぶつかって吹き飛ばされたりもする。
 本来ならばそんな危険な、サポーターが「あーっ」って頭を抱え込んでしまうような選手が出ている事自体まずい気もするのだが、以外と皆応援している気がする。多分コバヒロのプレーには物凄く気持ちがこもっていて、そしてそれが僕らに伝わってくるからなんじゃないかと思っている。
 
 コバヒロは苦労人である。
 筑波大学時代にユニバーシアードの日本代表として世界一になり、2003年鳴り物入りで浦和レッズに入団するもレッズの層の厚さと自身の故障などでレッズを追われると、川崎フロンターレ-横浜FC(J2)-フェルヴォローザ石川・白山FC(地域リーグ)-TDKサッカー部(JFL)の順でクラブを渡り歩き、今年のシーズンから大分トリニータの一員になったのだ。

 今日の試合に出てこれるかはまだ判らないけど、もし出場したらまた視線が釘付けになる可能性が高い。「何やってんだよコバヒローっ!」って声に出しながらも、なんか口元は笑っていそう......あれっ、この感覚どこか覚えがある....!
 ....キックを空振りしてた頃の大海を応援してた時の感覚と同じだ.....。
 うーん大丈夫だコバヒロ。あんなだった大海がいまや立派なDFになってんだから、きっとコバヒロもトリニータに欠かすことのできない名(迷)選手になるに違いないて。

 補足:こばりょうのblog『こばりょうの写真でGO!』にはEXILE風に決めたコバヒロ(コバザイル?)がのっているので興味がある方はGO!

大分トリニータ2008 8973071551292526064

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